見映えがする庭に仕上げたい！？人工芝の雑学について初心者にも分かりやすくご紹介！

こちらのサイトは、殺風景な庭を見栄えが良い環境にしたい人に最適な情報をご紹介しています。
植木を購入するなどのやり方もあるけれども雑草対策で人工芝を設置する方法もおすすめ、天然芝との違いなどを含め利用する上でのポイントや注意点、そして雑学など初心者に分かりやすく解説することにしましょう。
施工するときはたるみやシワが生じないよう伸ばしながら貼る、継ぎ目が目立ちにくくするときの商品選びのポイントなど紹介しているので参考にされることをおすすめします。

見映えがする庭に仕上げたい！？人工芝の雑学について初心者にも分かりやすくご紹介！

人工芝を設置すると庭が見映える状態になる、このようなイメージを持つ人も多い反面人工芝は作り物なのでそれ相応の見た目にしかならない、このように考える人も多いようです。
しかし、最近の人工芝の中には天然芝と同じような風合いを持つ製品もあるので、このような製品を使えばリビングルームから庭を見たとき天然芝を植えてあるような感覚にもなりますし、しっかり下地を整えて防草シートを貼るなどで雑草が生えにくい庭にすることも可能です。

人工芝はDIY初心者でも比較的挑戦しやすい

見た目が芝にそっくりな人工芝は庭などに使用される便利なアイテムです。
初心者のDIYとしても挑戦しやすい施工性を持っています。
まずは下地作りが大事です。
美しい仕上がりのためにも余計なものは取り除いておきます。
人工芝はホームセンターなどで購入できます。
広い面積のロールタイプと組み合わせやすいパネルタイプがありますので、使用範囲によって使い分けます。
あとは必要な箇所に並べてジョイントするだけです。
不要なところはカットして、継ぎ目を目立ちにくくするために10センチほど重ねるようにします。
特にパネルタイプであればカットの必要もないでしょう。
人工芝には芝目があるので、同じ方向に並べるようにしてピンで留めます。
気をつけておきたいのが、雑草対策です。
人工芝自体には除草効果はありませんので、そのままでは雑草が生えてきてしまいます。
せっかくの美観を損ねかねないので、除草シートなどをあらかじめ引いておく必要があります。

人工芝の継ぎ目をきれいに仕上げるためのコツ

人工芝をよりきれいに仕上げるには継ぎ目に注目をします。
つなぎ目は大変重要であり、目立ってしまうと人工芝を敷いたという感じが出てしまい、ナチュラルに仕上がりません。
失敗してしまうと隙間が空く、重なってしまい盛り上がる、色味が違って見えるなど見た目に影響が出るほか、雑草が隙間から生えてしまうのでより一層見た目が悪くなります。
きれいに仕上げるには、人工芝の仮敷きを行い、だいたいの位置を把握する、芝の耳を切る、つなぎ目をジョイントテープなどで固定をする、整地作業を丁寧に行うことが大切です。
芝の耳とは端っこの部分を指しており、ついたままであるときれいに敷くことができません。
ポイントはできるだけ縫い目ぎりぎりで切ることであり、ハサミよりカッターの方がよりうまく切ることができます。
またジョイントテープの活用も重要です。
あらかじめ人工芝同士をつなげておくことで浮きやずれを防止することができるからです。
ですがあくまで補助的なものであるので、施工後はしっかりとピンを継ぎ目に打ち込むようにします。

人工芝を敷く場所は防草シートを使うのがポイント

人工芝を敷く前に必ず防草シートをかぶせてからが良いです。
人工芝には無数の穴が開いており、そこから雑草が生えてくるからです。
その雑草を抑えるために防草シートを使用します。
その方が夏場雑草が生えにくくなり、手入れが必要なくなります。
人工芝やシート、整地などを含めるとけっこうな値段がしますから、前もって業者に依頼するときは見積もりをお願いしましょう。
見積もりは無償ですから予算を決める参考になります。
広さにもかなり関係してきますから、自分で出来るのであれば自分で行っていいですし、かなり広い所であれば業者にお願いした方がいいのです。
一生芝と付き合っていくわけですから、見栄えがよく、快適な場所になることがいいでしょう。
芝の上で遊んだり、楽しんだりするわけですから、自分が満足するような庭造りがいいです。
そのためには焦らず、時間をかけていきながら計画的に行っていくのがいいです。
後悔しない庭づくりがいいでしょう。

人工芝にも芝目があるので方向を合わせて並べる

人工芝には芝目が存在します。
それをきれいにそろえて並べると仕上がりの見た目が良くなります。
人工芝の葉はまっすぐに立っているのではなく、全体的に少し斜めに傾いていて、その傾きによって並び方が変化するのです。
この傾きのことを芝目と呼びます。
人工芝の葉の流れには、順目と逆目があり、逆目からの見た目の方がより天然芝に近い、リアルできれいな並び方です。
順目は葉の流れをそのまま見る方向で、逆目は自分に向かって葉が向くように見る方向のことを言います。
逆目の方がきれいに見えることに考慮して、人の導線とその視線を意識して、人目に付きやすい方向に逆名がそろうように敷くときれいになります。
人工芝の向きは結局人の目で判断するしかありません。
葉が寝ている方向をよく見て判断するしかないのですが、向きがそろっていないと汚くなってしまいます。
複数の芝を敷く場合には、芝の流れがそろうように並べると、きれいになります。
またきれいな仕上がりにするために、芝の継ぎ目を目立たなくすることも重要ですが、このためにも芝の向きが非常に重要です。

芝丈が短過ぎず密度の高い人工芝は継ぎ目が目立ちにくい

DIYで人工芝を設置するときには、自分で材料を選ぶ必要があります。
一般的に、人工芝の入手先は近所にあるホームセンターなどをイメージされる人は多いけれども、安価なものは見栄えが悪いだけでなく耐久性も悪いので寿命が短いなど2年後には同じ作業を繰り返さなければならないケースもゼロではありません。
天然芝により近いリアル人工芝を選ぶことが、耐久性や見た目に良い影響を与えるのでおすすめです。
それと、屋外の広い場所に施工するときにはなるべき継ぎ目ができない方が便利なので、ロールタイプを選ぶことで繋ぎ目が少なくなるのできれいに仕上がります。
また、芝丈が短くて密度が低いものは継ぎ目が目立ってしまうので注意が必要です。
継ぎ目を重ねることはできないので、芝丈がある程度長くて密度が高いものを選ぶとそれで継ぎ目を隠すことができる、これは一つの裏技のようなものなのでDIYで人工芝の施工を行うときに覚えておくことをおすすめします。

人工芝の耳がカットされているものを使えば作業効率も良くなる

人工芝を選ぶポイントは色々あるのですが、価格が安い人工芝の中には耳が付いた状態のままで販売されている商品もあります。
耳は、端部分の基盤が幅広くなっていて向き出しになっている部分でこれをカットしないで施工すると継ぎ目が目立つようになるなど見栄えが悪くなります。
耳の長さは商品により様々ではあるけれども、6cmくらいむき出しになっているものもあるので、これをカットしてから施工するとなると手間もかかりますしカットした部分は使い道がないわけですからゴミが出てしまうなどのデメリットもあるわけです。
ハサミでカットすると糸がほつれて芝がボロボロになってしまうなど手間がかかるだけでなく、せっかくの人工芝にダメージを与えてしまうなどのデメリットもあります。
人工芝を選ぶときには予め耳が丁寧にカットされている商品を選ぶことがポイントで、状態が良いものを使えばハサミの作業が要らなくなる結果的に作業効率もアップできます。

安い人工芝は芝が太くて密度が低いリアルさに欠ける

人工芝は、天然芝よりも耐久性が強く水はけも良いため屋外でも長期間美しさを保つことができます。
天然芝と比較して、敷いたあとのt手間のかかる手入れ等もいらず、日差しなどを気にすることなくどこでも簡単に敷けるのも大きなメリットです。
しかし、人工芝にもさまざまな種類があり、リアルさや触り心地などを重視する場合は、きちんと比較して購入することが大切です。
安い人工芝の場合は、芝の一本一本が太く密度が低くなっています。
そのため、きれいな緑ではありますが、自然な芝の印象があまりなくリアルさに欠けるのがデメリットとなります。
人工芝にはカットが必要ないジョイントタイプのものもあり、タイルのように並べるだけで狭い場所でもすぐ敷けるのでベランダなどに敷きたい方におすすめです。
庭などの広い場所に敷きたい場合は、広範囲を施工できるロールタイプがおすすめです。
ハサミでカットしながら、庭の形に合わせて綺麗に敷くことができます。

人工芝には防草効果がないので必ず防草シートを敷くのが基本

庭の手入れでは雑草対策は欠かすことができません。
雑草は抜いてもすぐに生えてくることもあり、対策で悩む人も多いのではないでしょうか。
草抜きを楽にするために人工芝を導入することを考える人もいます。
人工芝そのものには、防草効果はありません。
人工芝には水抜き用の穴があるので、そこから植物が生えてしまいます。
草が伸びてくるとせっかくきれいに敷いても押し上げられることになりますし、つなぎ目も目立ってきます。
雑草を絶やすためには、光を遮断することも大切ですので、人工芝を敷く前には必ず防草シートを敷いておきましょう。
やや手間はかかりますが、こうした作業を加えることによって、防草効果も高まりますし、長期に雑草対策で悩む心配もなくなります。
そして、草の成長を防ぐだけではなく、虫が湧くのを防ぐ効果も期待できます。
防草シートは様々な種類が販売されていますが、長期に良い状態を維持するためにも質の高いものを選ぶことをおすすめします。

庭に利用する家庭用人工芝は景観用でサッカー場などの競技用とは異なる

住宅の庭に施工する人工芝は家庭用もしくは景観用と呼ばれているもので、サッカー場やフットサルなどのようなスポーツを行う施設で利用される人工芝は競技用になるので、全く別物です。
仮に、家庭用の人工芝の上でボール遊びやリフティング、犬の遊び場になるドッグランなどで利用する場合は問題はありませんが靴の裏側にスタッドが付いているスパイクやフットサルシューズなどを履いて行う激しいスポーツは不向きです。
激しいスポーツを行うことを前提にしている競技用タイプは、芝の高さが20ｍｍ以下のものが多いけれども中には40mmなどの芝丈を持つ製品を取扱っている専門店もあります。
これに対して家庭用の場合は20mmから30mmが一般的で、高さとしても人気を集めています。
なお、屋内で人工芝を使う人も多くなっているのですが、この場合は40mmなどの高さを持つ製品を導入してカーペット代わりにしている、特にペットを室内で飼育している人から人気がある製品です。

人工芝はロールタイプとマットタイプの2種類がある

人工芝と一口に言っても、大きくロールタイプとマットタイプの2種類があります。
それぞれ一長一短があるので、人工芝を敷きたいという場合は両者の特徴を把握しておくことが大切です。
ロールタイプは一枚の芝が筒状に巻かれているタイプで、綺麗に施工できるというメリットがあります。
人工芝は、つなぎ目が少ないほど綺麗に仕上がるので、施工後の見た目を重視するならロールタイプがおすすめです。
また、広げるだけなので広範囲でもスピーディに敷けるというメリットもありますが、施工に手間がかかるというデメリットがあります。
設置場所に合わせてカットする必要があるとともに、土の上に施工する場合は雑草を抜いて整地した上で除草シートを敷かなければなりません。
加えて、傷んだ部分のみを交換するのも手間がかかるので注意が必要です。
一方のマットタイプは、正方形にカットされた状態の人工芝を組み合わせて敷くタイプです。
ジョイント部分を組み合わせるだけなので誰でも簡単に施工できるとともに、部分的な補修が容易というメリットがあります。
特に狭いスペースに施工するのに適していますが、つなぎ目が目立つというデメリットがあります。
さらに、ロールタイプと比べて面積当たりの価格が高い、耐久性が低いといった欠点もあるので注意しましょう。

人工芝の寿命は手入れ次第で変わる

技術の向上は素晴らしく、現在人工芝は最低で5年は大丈夫と言われています。
平均で10年の寿命ですが、場合によってはそれよりも早く劣化する事も当然あります。
決して安くないものでありせっかく敷くのだから、長持ちさせたいと誰もが考えるでしょう。
劣化は手入れで防げます。
そもそも人工芝が劣化している状態とはどういったものか。
個人の見解にもよりますが、色褪せたり芝が寝てしまったり破れるなどでしょう。
ではこれらの劣化を防ぐにはどうすればいいかと言えば、手入れ不要が売りの人工芝もしっかりお手入れをする事のみです。
天然芝に比べてお手入れの内容はごく単純で簡単なものです。
ゴミがあれば掃除機で定期的に吸い取るだけですし、葉の部分が寝た状態に癖付けられない様に、重たい物は置き続けない事と言った簡単な事です。
チェックする事も大切で、確認すべきポイントは水はけです。
水がたまったままで置いておくとカビの原因になります。
この様に簡単な意識と手入れだけで耐用年数は簡単に伸びます。

人工芝をきれいに敷くためのコツは下地作り

人工芝を綺麗に敷くためには、下地作りをしっかり行うことが重要です。
人工芝を敷く際の下地を作る時には、しっかり鋤簾やスコップを使って雑草を抜いていきます。
雑草を抜いたら、タンパーなどを使って地面を固めます。
転圧機という機器を使うのもおすすめで、レンタルすることもできます。
見た目に関わる部分ですので、隅々まできちんと行うことがポイントです。
これが終わったら、下地材を敷いていきます。
土などが良いとされていて、土の場合には細かな粒状と大きめの石が混じっているため水捌けがよく安価な山砂が向いています。
コンクリート材質の砂もおすすめです。
水捌けがよく固まりやすい素材ですので、雨が降った後でも安心ですが、一般向けに販売されていないためコンクリート材質の砂で下地を作りたいなら専門業者に依頼します。
全て敷き終わったらトンボを使って、全体をムラなく平らにしていきます。
ある程度平らになったら、また地面を固めていくことが綺麗に人工芝を敷くコツとなっています。

安い人工芝を使うと水はけが悪くなってカビの原因にも

人工芝はサッカー場などで用意されることが多いですが、自宅の庭などに施工するようなケースも珍しくありません。
人工芝にもいろいろな商品が存在しますから、価格が高い物から安い物まで豊富に取り揃えられているような特徴があります。
あまりにも質の低い人工芝を施工してしまうと、カビが生えてしまうようなリスクがありますから、注意が必要です。
基本的に天然芝であれば雨が降っても水を効率的に吸収することができるので、芝に問題が発生するようなことはないです。
ただ人工芝の場合は実際に芝が土から生えているような状態ではありませんから、水はけがよくないとすぐにカビが生えてしまうような可能性があります。
日本には梅雨がありますから、湿度がかなり高くなる時期だけでも適切な対策をしないといけないです。
ある程度の値段がする商品になると、しっかりと対策がされていることが多いので危険な状態になるのを未然に防ぐことができますから、商品選びが重要になります。

ナイロン製の芝や裏面が合成ゴムの人工芝は安価ものが多い

人工芝の中には見た目が本物に似ているけれども、1～2年程度で寿命を迎えてしまう安価な商品もあります。
安い人工芝は耐久性が低くて寿命が短いといわれているのですが、その理由の中には高耐久の素材を使用していないなどが挙げられます。
芝にナイロンが利用されているものは比較的安価な製品で、価格がある程度ものになると高耐久素材でもあるポリプロピレンやポリエチレンが使用されているなどの違いがあります。
そのため、ナイロン製は耐久性が劣ることを把握しておきましょう。
人工芝の裏面に合成ゴム（SBR）が利用されているものは価格が安価なのですが、この素材は気温の変化および水分に弱い性質があるので、庭およびベランダなどのような屋外での使用はおすすめできません。
また、ゴムの特有の匂いがあるので室内でも不向きです。
高耐久性を持つ人工芝の裏面は、ポリウレタンが使用されているものが多いのですがポリウレタンの裏面は柔らかいので下地に馴染みやすくて自然な仕上がりへの期待ができます。